西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第三弾

古典文様「宝尽くし」のご紹介
これには縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。

⑦隠れ笠(かくれがさ)

隠れ笠

読んで字のごとく、姿を隠す道具であることから、病や災難から身を隠してくれるという意味を持っています。日本で生まれた文様で、平安時代の書物には宝物として描かれています。笠をかぶれば身を隠すことができるという宝物でした。とても貴重なものだったことで吉祥文様に加わえられています。

⑧宝巻(巻物)

⑧宝巻(巻物)

宝巻はとてもありがたい、お経が書かれたものです。「平家納経」は、栄華絶頂を極めた平家一門が厳島神社に写経納巻したもの。この上なく贅を尽くした装丁(表装)となっています。また巻物には秘伝などを記したものもあり、知恵や知識の象徴です。とても貴重なものだったことで吉祥文様に加えられています。
今の時代なら、受験生にはもってこいの吉祥文様です。

⑨宝珠(ほうじゅ)

⑨宝珠(ほうじゅ)

もとは密教法具のひとつ。丸くて先がとがっており、その先端と両側から火焔が燃え上がっているように描かれます。金銀財宝など臨むものを出すことができるといわれる不思議な珠です。手に宝珠を持っている龍神の像も、良く知られています。まさしくドラゴンボールですね!宝珠を入手すれば、多くの財宝を得ることができるようになり、毒におかされず、火にも焼かれないといわれています。

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