本つづれ帯
私たちが制作するつづれ帯の9割は名古屋帯になります。一重太鼓の方が軽くて絞め易いからです。つづれ織は格の高い織物なので第一礼装(留袖)の際、名古屋帯でお締めいただく事のできる帯です。叙勲の拝謁式でのお召し物は、着物の場合「色紋付」と指定がありますが、それに合わせて締めていただく事ができます。
また「大島紬につづれの帯が…」と歌にもありますように普段着、街着、しゃれ着に合わせたり、茶会、発表会などのお席には、品格のある柄やストーリーのある柄がとても人気があります。
いろいろな場面で、つづれ帯はお締めいただくことが出来ます。合わせるお着物によって、おしゃれ用・格式の高い礼装用など使い分けて下さい。絢爛豪華な帯の場合は、二重太鼓の「新袋帯」を制作しています。
袋帯・単衣帯・絽つづれ帯・黒共・法事帯など、つづれ織の組織で作れるものをお作りしています。

爪掻本綴織「雛合わせ」
貝合わせ調子のお内裏様の帯を作ってみました。地色を淡い桃灰色にしてみました。

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『 色房 』
紬などの普段着にお使いください。

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『とんぼ』
水彩画のような透明感

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『カルヴェロ』
光の屈折を表現しました

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『平家納経「波図」』
巻物の装丁の美しさ

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『清薫三友』
青海波と三友の吉祥紋様

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『 慶祝紋 』
桃山調子の吉祥文様

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『 稜光雲 』
雲の表現には定評あり

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『 彩松 』
彩糸によって織られた松

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『 鶴丸紋 』
古典中の古典 吉祥文様

西陣爪掻本つづれ 新袋帯『四季絵巻』
琳派の力強さを織り上げる

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『みずくるま』
御所車のメンテナンス

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『歌口』
尺八の丸みを表現

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『チャグチャグ馬コ』
盛岡市内を歩く馬コ

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『日輪彩雲』
吉兆この上ない吉祥文様「豊旗雲より取材」

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『変わり市松』
東京2020のエンブレム

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『笹に雀』
水彩画のような柔らかいタッチで織り上げてみました。

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『空にかける階段』
波打つような緩やかな曲線が紡ぎだす壮大な空間

西陣爪掻本つづれ 名古屋帯『矢羽根』
藍染めのお着物に
掛軸
~ 床の間を彩る ~

大津絵
西陣爪掻本つづれ織『掛軸 大津絵』日本最古のゆるキャラ

飛鶴
鶴は千年生きるといわれ、気高い立ち姿は美しく古来より長寿の象徴とされていた。

端午の節句
男子の健やかな成長と立身出世を願う掛軸。男子誕生のお祝いなどに用いられます。

重陽の節句
重陽の節句(九月九日)の前日から菊の花に綿を巻き、菊の香りと菊の花につく露を綿に移して、その綿で身を清める。

おりびな
爪掻本綴織掛軸「おりびな」3月3日は『桃の節句』

風神 雷神
北野天満宮の雷神様の図を宗達は風神の向きにして描いたそうです。

赤富士
「赤い富士」を詳しく書けば「初日により赤く染まる日本一の霊峰」という意味。それを「赤富士」と言う。
富久紗(帛紗)
慶びや哀しみを共に

西陣爪掻本つづれ織 富久紗
慶事(富久紗・袱紗)結婚・ご結納・荷入れ・披露宴出席・出産・お宮参り・七五三・十三参り・成人式等にお使い頂くものをお作りします。

蓮絲綴織 経本数珠入
~蓮の糸は極楽往生の縁を結ぶと言われています~
タペストリー
つづれ織にある力強さ・勢いを駆使して織りあげていきます。
絵画とはまたひと味違った勢いのある雰囲気のものです。
後に残せる技術、職人の確かな足跡です。
何年もの時間をかけて作るタペストリーも手掛けています。
お祭りの山車(だし)に用いる物も、おつくりしてます。
優勝旗や県旗など装飾された旗も製作しています。

土鈴 いのしし
和気清麻呂公を守った亥が、神社でも、狛犬ではなく狛亥で清麿公をお守りしています。足腰の病も鎮めてくれます。

「唐獅子図屏風」原図 狩野永徳
広幅の綴織機で制作し たて90㎝×よこ85㎝の迫力ある出来栄えです。

小面【河内 孫次郎】
一見件写真のように見えますが、つづれ織です。能面のやわらかな曲線によって生まれる陰影をつづれ織のボカシ技法を駆使して織り上げています。