宝尽くし文様のご紹介
これには縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。
①打出の小槌
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一寸法師や七福神の大黒天が持っている打出の小槌は、振れば背が伸びたり欲しいものが手に入るという縁起もの。ものを打つことから「敵を打つ」に通じて吉祥文になりました。また、小槌の面に宝珠をあしらいました。
②隠れ蓑(かくれみの)
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天狗が持っていると伝えられる「隠れ蓑」。蓑は藁(わら)や茅(かや)などで作られた寒さや雨などから身を守るもの。隠れ蓑という言葉は、着ると他人から姿が見えなくなることから、この名がつけられました。
③丁字(ちょうじ)
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香辛料のクローブのことで、平安時代に渡来しました。薬用、香料、染料、丁字油などになり、希少価値から宝尽くしのひとつになりました。
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