京都西陣にある爪掻本綴れ織・つづれ帯織元|刻絲苑 石川つづれ株式会社

ブログ

2022.11.28

西陣爪搔本つづれ織額『京の五節句 上巳の節句』

~サムホールサイズのかわいい織額~ 「上巳」とは陰暦3月の最初の巳(み)の日のことでしたが、のちに3月3日になりました。 雛人形を飾り、節供食を用意してお祝いするのが一般的です。上巳の節句の行事食は、白酒(甘酒)や菱餅、「ひなあられ」などです。「ひなあられ」は、ひな人形を持って外へでかける風習に合わせて、菱餅が外でも食べられるように作ら...

2022.11.21

西陣爪搔本つづれ織額『京の五節句』

~サムホールサイズのかわいい織額~ 陶芸家であり日本画家の福井泰三氏に、愛らしい御所人形で「京の五節句」を図案制作して頂きました。その図案を使って、伝統工芸つづれ織職人により織り上げた生地を「額縁ソムリエール」の岩滝恵美子氏の創作によって素敵な織額が出来上がりました。バレンタインデーやクリスマス、ハロウィンなどが年中行事に定着して久しくなりますが、日...

2022.01.08

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第六弾

西陣爪掻本つづれ帯『宝尽くし』 吉祥文様の御紹介 吉祥文様とは、「めでたい」の意味をもち、縁起の良い文様として継承されてきました。「宝尽くし」には縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 ⑮梅 梅の花白梅 年が明けてまず最初に咲く花。梅は春の喜びをあらわす花です。現在の元号「令和」は、万葉集の歌の中でも詠まれています。なぜ松竹梅の...

2021.11.21

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第五弾

西陣爪掻本つづれ帯『宝尽くし』 吉祥文様の御紹介 吉祥文様とは、「めでたい」の意味をもち、縁起の良い文様として継承されてきました。「宝尽くし」には縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 ⑫亀甲紋 亀甲紋(きっこうもん) 亀甲文は、伝統的な吉祥文様として、広く知られています。漢字の通り亀の甲羅のことで、「鶴は千年、亀は万年」長寿吉...

2021.11.20

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第四弾

西陣爪掻本つづれ帯『宝尽くし』 吉祥文様の御紹介 吉祥文様とは、「めでたい」の意味をもち、縁起の良い文様として継承されてきました。「宝尽くし」には縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 ⑩金嚢(きんのう)巾着(きんちゃく) 金嚢(きんのう)巾着(きんちゃく) 金嚢の中身とは?金嚢を手に持つ方と...

2021.11.07

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第三弾

古典文様「宝尽くし」のご紹介これには縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 ⑦隠れ笠(かくれがさ) 隠れ笠 読んで字のごとく、姿を隠す道具であることから、病や災難から身を隠してくれるという意味を持っています。日本で生まれた文様で、平安時代の書物には宝物として描かれています。笠をかぶれば身を隠すことができるという宝物でした。とても...

2021.10.29

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第二弾

古典文様「宝尽くし」のご紹介これには縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 分銅 ④ 分銅(ぶんどう) 宝尽くしには、分銅はいつもあるのですが、あまり注目を集めないのでちょっと寂しい。秤・はかり・で物の重さを量るときに用いるおもりを分銅といいます。四角形のものもありますが、円形の左右がくびれている形が美しいところから宝尽くし文様にはこれ...

2021.09.14

西陣爪掻本つづれ帯 『宝尽くし』第一弾

宝尽くし文様のご紹介これには縁起のよいさまざまな宝物が用いられます。 ①打出の小槌 一寸法師や七福神の大黒天が持っている打出の小槌は、振れば背が伸びたり欲しいものが手に入るという縁起もの。ものを打つことから「敵を打つ」に通じて吉祥文になりました。また、小槌の面に宝珠をあしらいました。 ②隠れ蓑(かくれみの) 天狗が持...

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