平成最後の西陣織展 文部科学大臣賞【つづれ織り】

西陣織展 文部科学大臣賞(石川つづれ)
昨年、一昨年に引き続き3年連続での受賞となりました。

西陣爪掻き本つづれ帯 
新袋帯 『山紫水明』

山は日に映えて紫色に見え、川の水は澄んで清らかな風景のこと。

江戸時代の文人 頼山陽が京都の鴨川のほとりにある静かな たたずまいで 著書の執筆や推敲をした。窓から見渡す東山から穏やかな川の流れに心癒され思索を深めた。
その窓から見える洛北の景色をイメージして図案を作成しました。

ぼかし糸を含む、約200の配色を作り、ボカシ技法とハツリ技法を駆使して織物らしからぬ、まるで絵画のような作品ができました。

ご評価いただき、ありがとうございました。

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