西陣爪掻本つづれ織工房へ御案内
写真はYouTube 西陣織 TEWAZA青山スクエアより
https://www.youtube.com/watch?v=B3JdxI9e0yg&t=35s
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「石川つづれ工房へ御案内②」
第二回目は、「図案作成」。帯のデザインは専門の図案家さんにお願いしています。日本画家さんであったり、コンピュ-ターデザイナーの方だったり、時には写真家の方にもお願いをしています。そうそう、最近では建築設計をされている方にもお願いをすることもありました。YouTube 西陣織 TEWAZA青山スクエアでの取材では図案家の方を紹介しています。型にはまった定番柄(古典的デザイン)は安心して経験豊富な図案家さんにお願いをします。織の勢いを表現させる工夫や「ここにはこの色」といった定番の配色には間違いがございません。
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たとえばこの琳派松流水は、古典中の古典であるため、ここでは斬新な配色はタブーとされています。使用されるお着物が黒留袖や訪問着にあわせるものになるのでかっちりとした間違いのない定番のデザインでないといけません。あとは、色目をどこまで濃く強いものにもっていくかが問われます。ここではしっかりとした強い配色の松を持っていき強いお柄の留袖にも負けないように配色を決めていきました。
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この着物にあわせてつづれ帯を作るとなんかこじんまりとしたものになってしまいます。逸品の帯を作るときは何かにとらわれず、大胆につづれ帯を主張させた方が素晴らしいものがつくれます。
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思いを一杯詰め込めて作った帯はヒトキハ美しい光を放つ出来栄えとなります。そこで奇跡が起こります。全く思ってみたことのない着物とのお出会いです。そこでお客様のお召し物として最高の輝きを発する、お召し物ができあがります。
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つづれ帯を合わせたいお着物ががございましたら下記のお問い合わせにて、是非一度お知らせください。おまちしております。