西陣爪掻本つづれ
名古屋帯『 静陽 椿 』
季節折々のデザインの帯は、人々目を楽しませてくれますね
いつもお世話になっているお方様から、椿の帯をお締め頂いているお写真をいただきました。ご紹介させて頂きます。このつづれ帯『椿』は日本画家 小山静陽 画伯によるデザインです。画伯の運筆の運び、柔らかさをつづれ織にて表現しております。とても上品な雰囲気を醸し出しています。
色無地にあわせて、とてもすてきです。
つづれ織は、たて糸はヌキ糸(横糸)に包まれてしまい見えることはありません。なのでヌキ糸の色がそのまま表現できます。この地色は紫色なのですが、たて糸が見えて色が沈んでしまうということはなく、マットな色を楽しむことが出来ます。
前の柄もポイントになります。中心に持ってきたり、少しずらせてみたりお着付けの上手さがそこで光ります。帯締めもとても素敵です。
お庭に出て、本物の椿ともご対面です。こんなに楽しんでいただけると作り手として、この上なくの喜びでございます。
皆様で「つばきの帯」で写真パシャリ。
いろいろなお着物にお召いただきましてありがとうございます。
きものコーデ 一度お試しください。
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日本画家 小山静陽 画伯 ご紹介
( 居:京都市右京区御室 )
大阪に生まれる
京都市美術大学・日本画科
秋野不矩・上村松皇に師事
卒業後、日本画古画の研究を続ける
二科展入選
京都薬師山、一様院 本堂襖絵制作
1996年 茶道速水流 宗匠画像制作
1997年 日本画個展 於:京都文化博物館
2009年 喜寿の日本画個展 於:京都文化博物館