西陣爪掻本つづれ袋帯 『ザンビア共和国』制作 イマジンワンワールド

西陣爪掻本つづれ袋帯

『ザンビア共和国』
2020年東京オリンピックに向けて
日本の伝統的な染織で
世界各国の着物を作り紹介していく

『イマジン・ワンワールド』
西陣爪掻本つづれ織で
振袖に合わせた袋帯を作る
という
とてつもない時間のかかる
取り組み。。。

オリンピックに向けて、
参加各国の着物を制作されている
一般社団法人
『イマジン・ワンワールド』
高倉代表よりザンビア共和国の帯の
制作依頼を昨年12月に頂きました。

つづれ織りは、
爪で搔き寄せて織りますので、

普段は太鼓と腹の部分だけに
お柄を入れるのですが、

この袋帯には、
太鼓、裏太鼓、腹、手先と
ふんだんに柄を入れて、

振袖の帯として使えるように、
変わり結びでも
お柄が出るように作りました。
長い日数をかけて

ようやく織り上がりました。
振袖の図案は見せて頂きましたが、
組合わせたときにどんな光を放つのか

楽しみです!
帯のコツ書きの図案です!
織り上がりです。(かえり太鼓)
お太鼓には民族衣装のチテンゲから
取材した花紋を
「たてわく」
「色紙取り」にてデザインした

腹の部分(前に来るところ)
翼と国旗をデザイン

この翼の奥行感は『ボカシ技法』
を駆使しています

国旗が何を意味するのかも理解
教えて頂きました
国旗に負けない強い色で配色を準備
手先は平和を象徴する虹を
ザンビア国旗の配色でデザイン

 

高倉代表の日本の伝統工芸技術を全世界に発信していきたいとの強い意志で発足した『イマジン・ワンワールド』。オリンピックの大舞台で是非とも見る事が出来ればと、今から楽しみにしています。
http://piow.jp/

『イマジン・ワンワールド』のサイト

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