西陣爪掻本つづれ織をご存じない方でもどこかで見たり聞いたりした方がチラホラと・・・
今回ご紹介するのはそんな西陣爪掻本つづれ織の最大の特徴であります「爪」についてのお話です。
中指の爪先をギザギザの鋸刃のように整え柄の細かな表現を織り上げていきます。
指先を道具としてどんな込み入った柄であっても熟練の職人技で仕上げていきます。
指先で経糸の張りを感じ、職人それぞれの具合に調整していきます。
非常にデリケートな織物ですが、だからこそ細やかで独特の風合いをした物に仕上がります。
また爪のお手入れは大変気を遣うようで・・・
日常生活で割れてしまったり、水仕事で弱くなったりなど、日々のケアは欠かせません。
今後、皆様が西陣爪掻本つづれ織について知りたいことや、ご意見ございましたら、ぜひメール等にてご連絡お待ちしています。
それらをブログ内にてお答えできればと考えています。