西陣爪掻本つづれ帯『市松』

西陣爪掻本つづれ名古屋帯『市松』

ただいま、大人気の「市松柄」。アニメ「鬼滅の刃」で竈門炭治郎の羽織で話題になりました。その市松柄を、秋の紅葉で有名な 京都・東福寺の庭園から取材させて頂き、「市松」を作ってみました。以下はじゃらんニュースより
記事配信:じゃらんニュース

市松模様が話題の可愛い庭園!実は紅葉で有名な東福寺にあるって知ってた?

京都を代表する紅葉の名所、東福寺。境内を覆い尽くす約2000本もの紅葉をひと目見ようと、全国からたくさんの観光客が訪れます。そんな東福寺ですが、秋だけでなく一年を通して拝観できる美しい庭園があるのをご存知ですか?国指定名勝の「本坊庭園」は、「方丈」の東西南北に4つの庭があり、中でも市松模様の「北庭」がレトロかわいいと、最近SNSでもじわじわ話題なんです。

苔と敷石が織りなす、小さな市松模様の「北庭」

「西庭」と同じく、方丈の敷石を再利用して出来上がった「北庭」。灰色の敷石と、緑色のウズマキゴケが織りなすコントラストが目を引く、細かな市松模様が特徴的です。さらに秋になると、背景で色づいた赤や黄金色にモミジともあいまって、それは美しい光景が見られます。
ここで、注意して市松模様を観察してみると、あることに気がつきませんか。西庭側の市松模様は規則的に並んでいますが、奥(東側)になるほど敷石がまばらになっています。そして、東端ではポツリ、ポツリと消えていくような配置構成になっているのです。これは、西で生まれた仏教が東に広まるさまや、お釈迦様の入滅などを表現しているという説があり、意図的に作られたものなのです。

また、苔と白川砂の境目部分をあえてぼかすことで、独特の情緒を醸し出していますが、これは絵画のぼかし手法を用いたもの。通常の造園ではこのような技巧はほとんど見られず、学生時代に日本画を学んだ重森三玲ならではの工夫と言えるでしょう。

腹の部分もお柄が両方に入っています。
石畳のように市松に細かくボカシを入れています。

地色を白銀砂子にしました。
あわせ・単衣でお使いください。
ウスブルー地の附下に合わせてみました。
着物の柄とケンカしないので
コーデはとても、しやすいです。

きものコーデ:https://tuzureori.com/lp/

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