EPA通信社 エバレット・ブラウン 西陣爪掻本つづれ織 石川つづれ工房取材

EPA通信社  エバレット・ブラウン  つづれ織房取材にお越し頂きました。
日本の着物文化を世界に発信する活動されておられます Junko Sophie Okimotoさまとエバレット・ブラウンさまが、EPA通信社の取材で弊社の西陣爪掻本つづれ織工房へお越し頂きました。

エバレット・ブラウンさまはEPA通信社日本支局を設立し支局長を2012年まで務められ、日本の伝統文化に造詣が深く、世界中の精神文化にも見聞の広い御方です。お会いしてお話を聞かせて頂きますと、現代の「柳 宗悦」 (民藝運動を起こした思想家、美学者、宗教哲学者。)を思わせる、『静かで熱い』お方でした。お会いできてとても感激いたしました。

つづれ織の起源はエジプトのコプト織、フランスのゴブラン織、シルク交易により中国にわたり刻絲織といわれました。日本に伝わったのは聖徳太子(遣隋使)の頃と言われております。柄の細密な表現のために、爪先をヤスリで削り、ノコギリ状にした指で糸を掻き寄せて織り上げる技法『爪掻きつづれ織』が出来ました。とても特徴のある織り方で日本特有の織り方です。世界に発信して頂けるとお聞きして、今まででは考えられない光栄なことと、またこれを繋げていく事の責任の重さを感じております。

Junko Sophie Okimotoさまの全世界をまたにかけた行動力。なんだかチョッと隣のおうちへ行くような「今夜のおかず、作りすぎたから、これ食べてね」のような感じで、海外へ行かれています。普通では考えられない程、精力的な活動をされています。このお二人の相乗効果はどこまでなのでしょうか?  お二人のご活躍をこれからも応援し、追いかけてゆきたいと思います。

https://tuzureori.com/

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